事業所協賛金が過去最高 諏訪湖上花火大会
諏訪市は25日、4年ぶりに8月15日に開く第75回諏訪湖祭湖上花火大会の事業所協賛金が、過去最高額の8138万5000円に達したと発表した。件数は237件。これまでは70回大会(2018年)の8049万7300円が最高額だった。諏訪湖祭実行委員会会長の金子ゆかり市長は「厳しい経済状況の中、事業所の皆さんのご理解とご支援に感謝します」と述べた。
19年の前回大会と比べると573万4000円増、20件減となった。目標額の7500万円は大きく上回った。市観光課によると、諏訪市内を中心に企業や団体から集まったもので、4年ぶりの湖上花火大会を応援する機運が高まり、1件当たりの金額が増えた。企業から「頑張って」と激励される場面もあったという。新規は7件だった。
このほか、諏訪エリア協賛花火の協賛者は約500人、メッセージ花火の協賛者は約100人に達する見通し。
桟敷席のチケットはマス席とブロック指定席、石彫公園エリア指定席、カメラマン席が完売。残りの湖畔公園エリア指定席約1000席と車いす席若干数を28日午前10時から「チケットぴあ」で再販売する。今回から事前予約制となる臨時駐車場の予約率は58.1%。臨時駐車場11カ所2466台中1433台分が予約済み。ホームページ「諏訪湖の花火」から予約ができるため、早めの申し込みを呼び掛けている。