サッカーに園児夢中 富士見で教室

ゴールを狙ってシュートを打つ境保育園の園児
サッカーのクラブチームを運営する一般社団法人「アビエススポーツクラブ」(茅野市)は、富士見町の5保育園でサッカー教室を開いている。27日は同町境保育園で実施し、年中と年長児19人がクラスごとに体験。背番号入りのビブスを着ながらドリブルやシュートの練習をし、サッカーの楽しさに触れた。
元プロ選手で、現在はアビエスジュニアユースチームの監督を務める久保田勲さん=山梨県北杜市=が訪問した。園児たちはボールに慣れるための運動遊びから挑戦。ボールを高く投げてキャッチしたり飛び越えたりして、笑顔と歓声を広げた。
園庭の4カ所に設置したゴールを使ってシュートの練習も。園児たちはドリブルをしてボールを運び、狙いを定めて蹴った。シュートが決まると「やったー」と声を上げて喜んでいた。年長児は、2チームに分かれて5個のボールを多く決める試合のような練習もあった。久保田さんは「暑い中たくさん頑張ってくれてうれしい。みんな上手だった」と話し、園児は「またサッカーしたい」と笑顔だった。
健やかな体づくりを支援する地域貢献活動で、町内保育園では2019年から開始。2園ですでに実施済みで、残り2園は8月8日までに行う。