夏の夜空に大輪 諏訪湖の花火シーズン開幕

夏の夜空と湖面を鮮やかに彩る花火。諏訪湖の花火シーズンが幕開けした=28日午後8時30分すぎ
諏訪市の諏訪湖で花火を連日打ち上げる「諏訪湖サマーナイト花火」が28日夜から始まり、花火シーズンが幕を開けた。4年ぶりの諏訪湖祭湖上花火大会が行われる8月15日を除き、同27日まで30日間にわたって開催。毎日午後8時半から約500発を打ち上げる。
市湖畔公園では初日、宿泊客や地元の親子連れら多くの人の姿があり、夏の夜空を彩る大輪を見上げた。サマーナイト花火は音楽に合わせて打ち上げるのが特徴。約10分間にわたる音と光のショーが終わると、見物客からは「アンコール」の声も上がった。
諏訪観光協会と諏訪湖温泉旅館組合でつくる実行委員会主催。実行委の佐久秀幸会長は「いよいよシーズン。この夏は『花火の諏訪湖』に対する期待が大きい。宿泊施設や湖畔での食事とサマーナイト花火をセットで楽しんでいただけたら」と話している。