踊りでオッコー最高潮 富士見OKKOH

あんどんが足下を照らす「ゆめひろば富士見」でオッコウ踊りを繰り広げる参加者
4年ぶりとなる富士見町の夏祭り「第40回富士見OKKOH(オッコー)」が29日、富士見グリーンカルチャーセンター駐車場を主会場に開かれた。各種団体によるブースやステージ発表、JR信濃境駅前、富士見駅前商店街でのイベント、神奈川県川崎市との友好都市提携30周年記念式典、オッコウ踊りなど多彩な催しが終日繰り広げられた。町全体がにぎやかなお祭りムードに包まれ、夕刻から行われたオッコウ踊りで熱気は最高潮に達した。
主会場と多目的交流広場「ゆめひろば富士見」を回る初のコースで午後5時30分からスタートしたオッコウ踊りには、町内外の事業所や各種団体、小学生など17連、約600人が参加。「富士見OKKOH」と「OKKOH富士見っ子音頭」の生歌に合わせ、「ばかオッコー(『ものすごく盛大』などの意)」と威勢のよい声を出しながら元気に踊った。
境小学校4年の児童(9)は「最近はお祭りがなかったので、とても楽しい」と笑顔。富里若連の飯田隆行さん(61)は「皆さんの思いを感じた。ゆめひろばは伸び伸び踊れて気持ちいいです」と話した。踊りの後は富士見中学校から打ち上げられる花火を眺め、夏の思い出を胸に刻んだ。
踊りの各賞受賞は、次の皆さん。
▽OKKOH大賞=ゴコー電工▽元気モリモリキッズ賞=境小学校6学年▽バカOKKOH賞=特別養護老人ホーム紅林荘▽もうちょっとで大賞=富士見町商工会▽ハッピースマイル賞=富士見高原ホークス▽楽しく踊れたで賞=富士見区▽今年も盛り上げてくれてありがとうで賞=諏訪信用金庫▽オシャレで賞=乙事リリーズ▽地域密着LCV賞=富士見町職員互助会