信州ゆめ・きぼう大使に小平奈緒さん

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「信州ゆめ・きぼう大使」の委嘱を受けた小平奈緒さん(右)=北佐久郡御代田町

阿部守一知事は29日、2018年の平昌冬季五輪スピードスケート女子500メートルの金メダリストで、昨年現役を引退した茅野市出身の小平奈緒さん(37)=相沢病院=に「信州ゆめ・きぼう大使」を委嘱した。小平さんは「夢や希望を必要としている人に届けられるよう多くの人と触れ合っていきたい」と話した。

委嘱式は、北佐久郡御代田町内の体育館で開いた。同大使は、県民に夢や希望を与えた県にゆかりのある人物に知事が委嘱している。2016年に委嘱した宇宙飛行士の油井亀美也さんに次いで2人目で、任期は2年。

小平さんは、委嘱について「これまで支えていただいた県民の皆さんと一緒に歩みを進めていくことができる機会をいただけた」と感謝。大きな役目だとし、「さまざまなことに挑戦し続ける私の在り方を通して、多くの人に夢や希望をもってチャレンジし続けることの楽しさを伝えていきたい」と意気込みを語った。阿部知事は「これまでの経験を多くの人に伝えてほしい」と期待を寄せた。

式後、小平さんは、SWANプロジェクトの夏季合宿が行われている同館で、冬季競技での活躍を目指す小中学生約40人に自身のトレーニング方法などを指導した。

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