暑い夏今年もかき氷専門店 茅野の「にし季」

規格外の大きさのかき氷を味わい、笑顔を見せる子どもたち
茅野市仲町の飲食店「うまいものやにし季」店内に今年もかき氷専門店「不思議なかき氷茅野駅前店」がオープン。連日、厳しい暑さが続く中、規格外の大きさとふわっとした食感を求めて老若男女が店を訪れている。8月13~15日は来店した子どもに無料で射的を楽しんでもらい、水風船をプレゼントする「子供笑顔の日」を開催する。かき氷店の営業は9月3日まで。
同店は2021年夏にオープン。新型コロナウイルスの影響で茅野市の夏の祭り「茅野どんばん」をはじめ、夏のイベントが相次いで中止となる中、店主の篠原曜子さん(53)が、子どもたちに少しでも祭り気分を楽しんでほしいと、人気かき氷店のフランチャイズ店を開いた。
「写真映えする」との人気は今年も健在だ。夏休みに祖母と訪れた小学5年の児童(10)、同2年の児童(8)のきょうだいは大きなかき氷を前に目を丸くしていた。ヨーグルトやはちみつがかかったかき氷を口にすると「ふわふわしていておいしい」、「大きさにびっくりしたけど、食べ終わったらなんか、おなかが『もっと食べたいよ』と言っている」と大喜びだった。
篠原さんは「今年は特に暑い夏。頭が痛くならない不思議で大きなかき氷を食べて元気に、笑顔になってほしい」と話していた。
営業時間は月~土曜が午前11時30分~午後4時(30分前ラストオーダー)。午後5時からは「にし季」として営業。日曜は午前11時~午後5時。問い合わせは同店(電話0266・72・3585)へ。