諏訪6市町村 マイナンバーカード申請率6~11%

LINEで送る
Pocket

マイナンバーカード申請状況

マイナンバーカード申請状況

国民に12桁の個人番号を割り当てるマイナンバー制度で、諏訪地方6市町村のマイナンバーカードの申請率は6~11%(10月31日時点)にとどまっていることが分かった。諏訪市や下諏訪町は10%を超えるなど他の県内自治体に比べて申請率が高いところもあるが、全体に住民の関心が高まっているとは言えない。「日常生活でのカードの必要性は少ない。それが伸びない要因では」(原村)との指摘もある。自治体はカード取得のメリットを強調するなど普及に努めている。

諏訪市の申請率は10・3%で県内19市中トップ。今年1月から、同カードを使ってコンビニエンスストアで住民票の写しなど証明書を取得できるサービスを開始。11月からはコンビニで証明書を取得する際の発行手数料を値下げした。こうしたカード取得に対する「付加価値」が申請率を押し上げている一因とみる。

6市町村で申請率が最も高い11・6%の下諏訪町。町住民環境課は独自資料を作って全戸配布してPR。カード交付を予約制にして夜間や休日にも対応するきめ細かな取り組みが高い申請率につながったと分析している。

一方、諏訪地方で申請率が最も低い6・8%の岡谷市。申請者が増えない理由について、個人情報漏えいの懸念を持つ住民がいるのではと推測する。カードを使ったコンビニでの証明書交付について「導入すればランニングコストがかかる。市民サービスとして適切かは議論が必要」とした上で、「普及促進を図る立場から、新たな付加価値や周知方法は考えないといけない」とする。

カード普及へ茅野市は「運転免許証を返納する人に免許証に代わる顔写真入りの証明書として紹介することも検討したい」としている。

マイナンバーは、納税や社会保障給付の情報を一元的に把握し、行政サービスの効率化を図るなどの目的で導入。昨年10月から番号が通知され、今年1月から運用が始まった。

おすすめ情報

PAGE TOP