栄養満点献立作ろう 南箕輪村で児童料理教室

調理に取り組む児童たち
南箕輪村の児童を対象にした料理教室「まっくんクッキング」が4日、同村の南箕輪小学校で開かれた。同校と南部小の3~6年生37人が参加。実際に学校給食で提供される献立を自分たちの手で作り、食への関心を高めた。
村の栄養士と学校給食調理員が協力し、食育の一環として初めて企画。この日は13人が講師となり、キムたくごはんや夏野菜のみそ汁、ぷるるんサラダ、フルーツ白玉の主菜、副菜、デザートと栄養バランス満点の4品の献立を手ほどきした。
子どもたちは野菜を切ったり、肉を炒めたり、団子状に生地を丸めたりと、さまざまな調理に挑戦した。南箕輪小5年の有賀陽太君は「友達と一緒に作るのが楽しい。料理を覚えて自宅でもチャレンジしてみたい」と話し、熱心に取り組んだ。
栄養士らは「作る喜び、食べる楽しさを味わってもらえたら」と目を細めていた。