茅野どんばん、笑顔つなぐ 踊り連43連1600人

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4年ぶりに開催した「茅野どんばん」。約1600人が息の合った踊りを披露した

4年ぶりとなる茅野市の市民祭り「第46回茅野どんばん」は5日、市役所前の通りと茅野市民館周辺で開かれた。夜の踊りには企業や団体、地域の仲間で作る43連・約1600人が参加。「みんなで楽しむ祭りの広場!未来へつなごう茅野どんばん!!」をテーマに多彩な催しを繰り広げ、会場いっぱいに市民の笑顔があふれた。

オープニングセレモニーは午後1時から市役所西交差点近くのメインステージで行われた。地元の東海大諏訪高校ダンス部がパフォーマンスを披露した後、祭典委員長の今井敦市長が祭りの開幕を宣言した。歩行者天国となった市役所前や駅前の通りには露店が立ち並び、夏休み中の子どもや家族連れらが久々のお祭りムードを堪能。みこしや長持ちが練り歩き、はしご乗りも来場者を盛り上げた。

市役所第一駐車場では、「どんばんダンスフェスティバル」が初開催。プールやスライダー、水鉄砲などが置かれた子ども向けの水かけ広場も人気を集めた。市民館では子ども仕事体験広場「全力ジョブタウン」や郷土物産市、太鼓の発表が行われた。

夜の部は午後6時すぎにスタート。会場に色とりどりの置きあんどんが点灯し、そろいの衣装に身を包んだ踊り手たちが三味線やバンドの生演奏に合わせて、「茅野どんばん」や「ビバどんばん」を踊った。

第46回茅野どんばん運営室の小尾浩一運営室長(40)は「4年ぶりの開催でみんな笑顔で楽しんでくれて感無量。想定より多くの人が来場してくれたので来年以降も続けていけると思えた」と話した。

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