ひたむきに前向きに 山雅サッカー教室に50人

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飯田真輝さん(右から2人目)らと元気にボールを追い掛ける子どもたち=諏訪市の諏訪湖ヨットハーバーグラウンド

長野日報社は5日、J3松本山雅FCのスタッフを講師に招いたサッカー教室(諏訪市教育委員会共催)を諏訪市の諏訪湖ヨットハーバーグラウンドで開いた。諏訪地方を中心に年少園児~小学3年生までの男女約50人が参加。2019年まで松本山雅に10年間在籍し、JFLから2度のJ1時代も選手として経験した飯田真輝さん(現コミュニティーボンドビルダー)らの指導の下、元気いっぱいにボールを追い掛けた。

講師は飯田さんに加え、元選手の片山真人さん(現クラブプロモーション担当)や小澤修一さん(現取締役事業推進部長)ら計6人。プロ仕込みの練習方法や心構えなどを直接指導した。

子どもたちはウオーミングアップで体をほぐした後、年齢ごと三つのグループに分かれてミニゲームなどで汗を流した。最後はグループ別に講師チームと対戦。保護者らの声援を受けながら、球際で激しい競り合いを見せるなど、トップチーム顔負けの”真剣勝負”を繰り広げた。

普段は原村のスクールで練習しているという児童(9)=原小3年=は「元プロの大人と試合ができて楽しかった。これからも練習を頑張ってもっとうまい選手になりたい」と笑顔。飯田さんは「きょうのようなひたむきな気持ちでサッカーに接していればきっとプロになれる」とエールを送った。

20年と21年の教室は新型コロナウイルスの影響で中止され、昨年は降雨で実施できなかったため、諏訪会場での開催は4年ぶり。次回は11月3日に箕輪町のながたドームでの開催を予定している。

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