音楽広場、児童の歌声 駒ケ根で河童フェス

かっぱ音楽広場で歌を披露する中沢小学校合唱部のメンバーたち
駒ケ根市下平のおもしろかっぱ館(宮澤賢司館長)は、「夏休み子ども河童フェス」を6日、同館隣接の天竜かっぱ広場で開いた。地元小学生や愛好者らによる音楽広場、小物づくり体験、地元飲食店の出店など、地域色あふれる催しに、多くの家族連れが訪れ、休日のひとときを楽しく過ごした。
地域住民が主役となって自分たちで楽しみ、ふるさとの良さを改めて実感する機会として開催。子どもをメインに歌や演奏を繰り広げる音楽広場やよさこいソーランなどの踊りを披露するステージ「みんなで踊ろう」などのほか、青年海外協力協会(JOCA)が世界各地の遊びに挑戦できるコーナー、同市のボランティア団体地球人ネットワークinこまがねによるフィリピンの伝統舞踊バンブーダンスを楽しむコーナーなどを繰り広げた。
音楽広場では中沢小学校合唱部のメンバー6人が「翼をください」「大きな古時計」「おなべが逃げた」の3曲を披露し、会場から大きな拍手を受けた。合唱部長で同校6年の児童(11)は「とても暑い中での発表だったけど、頑張れた。緊張もしたが、成果は出せた」とほっとした表情を見せていた。
宮澤館長は「子ども対象に何かしようと企画した。皆わくわくして笑顔で来てくれてよかった」と話していた。