自律型ロボ技術力競う WRO長野地区予選会

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長野地区予選会に出場し、プログラミングした自律型ロボットを動かす参加者たち

ロボットプログラミングの腕を競う「WRO Japan2023」の長野地区予選会(実行委員会主催)が6日、諏訪市駅前交流テラスすわっチャオであった。3競技6部門に小中高校生の45チームが出場。プログラミングで自律型ロボットを動かし、技術力を競った。

中級向けのミドルと上級向けのエキスパートに、長野地区独自のチャレンジミドルを加えた3競技で熱戦を繰り広げた。WROはワールド・ロボット・オリンピアードの略で、エキスパートには世界大会がある。

参加者はパソコンでプログラミングし、決められたコースを走行。物の移動など与えられた課題をクリアする正確性や速さを競った。今井謙太郎実行委員長によると、普段の練習場所と大会会場の環境の違いでも「微調整が必要になる」といい、各チームは正確な動きを目指し、直前まで試走と調整を続けていた。

エキスパート競技のジュニア部門で優秀賞に選ばれ、全国切符を手にしたチーム「排他的経済水域」。メンバーで諏訪清陵高校付属中学校1年の生徒(13)は「夏休みを使って練習し、ミスはあったが、全体的に練習通りの動きができた。全国でも記録を残したい」と話した。

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