諏理大”探検”工作謎解き 小学生にイベント

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キャンドル作りを楽しむ児童ら

公立諏訪東京理科大学(茅野市) の学生有志グループ「チノリカ」(荒内宏翔代表)は9日、小学生に工作や謎解き、体を動かすゲームをしながら学内を巡ってもらうイベント「チノリカ探検隊」を同大で開いた。諏訪地域の児童たちが学生と交流しながら学内で楽しいひとときを過ごした。

諏訪地域の子どもたちに大学を身近に感じてもらおうと企画した。10日まで、午前と午後の1日2回開催。9日午前は児童が3、4人ずつの7グループに分かれて4種類のプログラムを体験した。プログラム達成で与えられるキーワードをヒントに学内に隠された宝を探した。

子どもたちは体育館で水が入ったペットボトルを倒したり、網の下をくぐったりしながらゴールを目指す遊びを楽しみ、教室に戻ると、柔軟な発想を求められる謎解きで頭をひねった。キャンドル製作なども体験した。各グループには学生が加わり、子どもたちの挑戦をサポートした。永明小5年の児童(11)は「大学は広くて移動が大変だけど、いろんな企画が楽しい」と笑顔だった。

「チノリカ」は現在、1~3年の計38人で活動しており、今回は1、2年生が中心となって企画。2年の後藤優太さん(20)は「イベントの前日までうまくいくか心配だったが、きょう来てくれた子どもたちがみんな笑顔で楽しんでくれたので良かった」と話していた。

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