諏訪市の産業連携事業補助 申請最多8件採択

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諏訪市は12日、複数の産業分野が関わり新製品開発や新サービスを提供する団体に助成する「産業連携事業補助金」の今年度の審査を市役所で行った。過去最多の8件の申請があり、有識者らでつくる審査会は全てを採択。報告を受けた金子ゆかり市長は、採択通りに補助する考えを示した。

蚕など諏訪地域ならではのデザインを施したクリップ製作や、可動式の小屋をダンプなどの車で運搬してキャンピングカーとして使えるよう商品化するといったアイデアが出された。

事業者が発表し、市技術経営アドバイザーら4人が新規性や投資効果などの観点で審査。審査委員長の鈴木進・県デザイン振興協会理事は「製造業が特に前向きに取り組んでいる。農業関係からも発掘できれば」と話した。

補助金は産業間の連携で諏訪地域らしいブランドづくりを図ろうと2012年度に設置。原材料や試作費、研究委託費などが対象で、補助金額は1件100万円以下、補助率は3分の2以内。

採択された事業の主な内容は次の通り。(かっこ内は事業連携体の代表者、金額は交付予定額)
 【ココロ通ひ和みまSUWA】(上社ドライブイン)
 上諏訪温泉の宿泊施設と諏訪大社上社周辺の商業施設が連携し、おもてなしを強化する。40万円
 【ディア(鹿)プロジェクト】(NPO法人ふぉれすと「森の工房あかね舎」)
 工房とデザイナーが連携し、工房の自主製品の質向上を図る。70万円
 【曲げるSUWA】(ミクロ発條)
 ばねメーカーと空間デザイナーが連携し、新たな価値を創造する。100万円
 【磨くSUWA】(松一)
 研磨技術を持つ企業とデザイナーが組み、ブランド化を図る。100万円
 【Seekプレミアム】(信州諏訪ガラスの里)
 単眼鏡のオリジナル製品を作り、販路開拓を目指す。100万円
 【ローレッツプロジェクト】(丸安精機製作所)
 金属に施すローレット加工を用いた筆ペンの製作。100万円
 【RINKAKU(リンカク)プロジェクト】(デーデック)
 ばね加工を生かした地元ならではのクリップを商品化する。20万円
 【キャンピングカープロジェクト】(エヌシーキューブ)
 けん引車両でスライド型の小屋などを運び、キャンプや移動販売で活用。70万円

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