”ひまわり迷路”完成 伊那市西箕輪

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「ひまわり迷路」を散策する西箕輪南部保育園の園児たち

JA上伊那青壮年部西箕輪支部が、伊那市西箕輪南部保育園東側の畑に作った「ひまわり迷路」が完成し、10日に園児たちが遊んだ。見頃を迎えた約1万本のヒマワリ畑の中を「このまま進もう」「行き止まりだ」などとうれしそうに駆け回った。

子どもたちが農業に触れる機会を増やそうと同支部が取り組む活動で9年目。13ヘクタールの遊休農地に6月に園児が種をまき、1~2メートルの背丈まで育った今月8日に部員が一部を刈り取って畑に道を作り、迷路を完成させた。一般にも開放していて、あと2週間ほど楽しめそうという。

この日は園児約30人がゴールを目指して迷路をぐるぐる、ぐるぐる…。伊那は最高気温35.7度の猛暑日で、遊んだ午前中から気温が上がる中、水筒の飲み物で涼みながら楽しんだ。年長の園児(6)は「ヒマワリが迷路になるなんて思わなかった」と喜んでいた。

副支部長の唐沢和幸さん(53)は「子どもたちの笑顔は最高です。ヒマワリで遊んだすてきな思い出になり、将来、農業にも関心を持ってもらえたら」と話した。

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