全農杯全日本卓球選手権 重田君が準優勝

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全農杯全日本卓球選手権大会のカブ男子で準優勝した重田柊介君

岡谷市長地小学校4年の重田柊介君(9)が、全農杯2023年全日本卓球選手権大会(7月30日、神戸市)のカブ男子(小学4年生以下)で準優勝を果たした。昨年は予選リーグで敗退。今年はベスト8入りを目標に練習に取り組んできたといい、「(決勝で敗れ)悔しい気持ちもあるけど2位になれてうれしい」と喜んでいる。

大学生の時に全国大会でベスト8入りした経験を持つ父の直義さん(38)、高校で3年間インターハイに出場した母の輝美さん(40)の影響で3歳の頃から卓球に親しみ、4歳からは岡谷卓球連盟所属の卓球クラブ「岡谷ジュニア」で本格的に競技を始めた。現在、平日は父親と自宅で3時間ほど、休日は岡谷市民総合体育館などで1日練習に打ち込んでいる。

得意技はバックハンドでボールに上回転をかける「バックドライブ」。今年に入ってから直義さんのアドバイスで、卓球台の長辺と平行になるストレートのコースを狙って打つことを意識し、特訓してきた。本番では練習の成果を発揮。喜びを見せる一方で、「決勝では相手の流れに負けてしまった」と悔しさもにじませる。

卓球の魅力については「ボールに回転をかけられるところが楽しい。ストレートのコースに打った時に得点が決まると気持ちいい」と重田君。今大会で準優勝をしたことで、優勝という次の目標ができたという。

「来年はカブの部からホープスの部になって対戦相手のレベルも上がるけど、優勝を目指したい」と意気込む。将来の夢はオリンピックに出場すること。「日本の代表選手になって世界の舞台で戦いたい」と語った。

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