お目当て大玉吟味 辰野町神戸「すいか祭り」

LINEで送る
Pocket

大きなスイカを抱える子どもたち

辰野町新町神戸で中山間地域農業直接支払事業に取り組む神戸集落(上島純正代表)は11日、西天竜用水路沿いの水仙の里で「第22回神戸すいか祭り」を開いた。開始前に200人以上が並ぶ人気で、訪れた人は甘い大玉スイカやトウモロコシ、盆花などを買い求めていた。

同集落は、地域に根差した農業生産と活性化を掲げて遊休農地の解消に努め、スイカやトウモロコシ、スイセンなどを栽培。交流の場になればと同祭りを開いている。

神戸のスイカは昼夜の寒暖差で甘みが強いのが特徴で、今年は数はやや少なめだが玉伸びは上々。会場には朝から多くの人が並んだため、開始時間を早めて祭りをスタート。来場者はお目当てのスイカやトウモロコシ、夏野菜などを吟味して購入。盆花も人気を集めていた。

伊那市から来た親子は「毎年ここでスイカを買うのがわが家の定番」と笑顔。祭り関係者は「コロナによる行動制限も解除され、例年以上に多くの人に来てもらえてうれしい」と話していた。

おすすめ情報

PAGE TOP