初開催の信州駒ケ根花火大会 大輪夜空彩る

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駒ケ根の夜空を彩った「信州駒ケ根花火大会」の花火

第1回信州駒ケ根花火大会(実行委員会主催)は14日、駒ケ根市の天竜大橋周辺で開いた。「まちも、未来も、君も照らす」を大会テーマに、今年初めて開催。迫力ある2尺玉や華やかなスターマインなど約700発の大輪が夜空を彩り、訪れた大勢の観客を魅了した。

同市下平の天竜かっぱ広場で開いたオープニングセレモニーでは駒ケ根太鼓が演奏し、勇ましい音色を披露。午後7時30分、ボランティアとして参加した赤穂高校の生徒らによるカウントダウンとともに、花火が打ち上がった。

来場した地元住民や子どもたちは、夜空に大輪の花が咲くたびに歓声を上げ、笑顔で空を見上げたり、カメラで撮影したり。終盤には大輪の直径が500メートルに及ぶ2尺玉が打ち上がり、会場は大きな拍手に包まれた。

今大会の運営費には、クラウドファンディングで募った資金や地元企業などから寄せられた協賛金を活用。宮下学実行委員長(62)は「多くの市民や企業、全国からの支援に感謝している」とし、「駒ケ根市の新しい花火大会にふさわしい、市民みんなで作り上げる大会になった」と話した。

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