圧巻の揃い打ち 4年ぶりの岡谷太鼓まつり
第54回岡谷市民祭「岡谷太鼓まつり」は13、14の両日、イルフプラザ北側駐車場をメイン会場に開いた=写真。新型コロナウイルス感染拡大により、4年ぶりの開催で、開催を待ちわびた市内外の観光客が2日間で約14万人(主催者発表)来場。幅60メートルのメインステージで繰り広げられた圧巻の揃い打ちに、大きな拍手が送られた。
まつりは岡谷市、岡谷商工会議所、岡谷市観光協会、岡谷市区長会でつくる実行委員会が主催。「日本の屋根から、世界へ響け!」を合言葉に、太鼓演奏や童画館通り・県道岡谷・茅野線を会場にした市民踊り「MINAKOI(みなこい)わっさか」、みこしパレードなどが行われた。
コロナ前の前回のまつり(2019年)では”300人揃い打ち”が目玉だったが、コロナ禍で太鼓の練習が行えず、打ち手が揃わないことから、今回は「岡谷太鼓揃い打ち」として、さまざまな曲をステージを埋めた太鼓連が演奏した。
市民踊りのMINAKOIわっさかは13日にそれぞれのスタイルで踊る「フリースタイル」を、14日に太鼓まつり40周年を記念して制作した総踊り「GOTTA☆みなこい」を全員で踊る「流し踊り」を実施。メイン会場から流れる太鼓の音色に彩られながら、約20の連が心地よい汗を流していた。