瀬戸さん、デュアスロン世界選手権出場報告

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武居保男町長らにデュアスロン世界選手権の結果を報告する瀬戸郁美さん

4月にスペインで開催されたランニングとバイク(自転車)の合計タイムを競う「デュアスロン」の世界選手権に出場した、辰野町赤羽出身で順天堂大学スポーツ健康科学部3年の瀬戸郁美さん(20)=千葉県酒々井町=が16日、町役場を訪れ、武居保男町長らに大会結果を報告した。瀬戸さんは初めての海外でのレースを振り返り、今後の抱負を語った。

2月に神奈川県川崎市で開かれた全国大会で優勝し、出場権を獲得した。世界選手権では肌を刺すような日差しの中、ランニングとバイク計27.5キロを1時間10分17秒で完走。年齢制限のない女子の部で27位、23歳以下女子の部では8位入賞を果たし、参加日本人の中では3位の記録だった。

3歳から小学6年まで競泳、小学4年から高校まで陸上の長距離種目に励んだ。大学では「これまでの経験を生かしたい」と、以前から興味があったというトライアスロン競技部に入部。世界選手権に向けては、男子選手らと一緒に練習するなどして力を付けてきた。

武居町長は「立派な成績を収めてもらった」とたたえ、「町としてこれからも応援したい。周りの旧友にも刺激を与えていると思うので、体に気を付けてこれからも頑張って」とさらなる活躍に期待を寄せた。

瀬戸さんは「完走できて、世界順位を付けられたのは自信になった。その中でもっと上で戦いたい、早い選手になりたいという思いを強く感じたレースだった」と振り返り、「来年リベンジしてもっと上を目指したい」。また、「2028年の長野国スポのトライアスロンで優勝することが1番の目標」と抱負を語った。

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