諏訪湖おくり火、霊を弔う 岡谷市仏教会

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「精霊船」が浮かぶ諏訪湖に向かって手を合わせる参列者

岡谷市仏教会(須藤翠巖会長)は16日夜、「諏訪湖おくり火」法要を同市の岡谷湖畔公園多目的広場で開いた。長年、岡谷の夏の風物詩だった「とうろう流し」を継承し、昨年から市仏教会主催で実施。送り火をたき、諏訪湖に浮かぶお盆飾りの施された「精霊船」を見送りながら、参列者は静かに手を合わせて先祖や故人の霊を弔った。

灯籠を湖上に浮かべて先祖を供養する「とうろう流し」は1951年から始まり、例年8月16日に「岡谷花火まつり」と併せて行ってきたが、環境保全などの観点から2019年を最後に取りやめ。市仏教会が実施方法を見直して引き継いだ。

会場には市内の中高生らが制作した灯籠が並び、その真ん中を各寺の住職らが「散華」しながら入場した後、須藤会長(久保寺住職)が「お帰りいただいたご先祖様、亡きご家族をしのびながら供養していただければ」とあいさつ。送り火をたき、精霊船が動き出すと、住職らが読経を始め、参列者は諏訪湖に向かって手を合わせた。

法要終了後は、「岡谷花火まつり」(実行委員会主催)が行われ、花火を見たり、灯籠の代わりに作った「スカイランタン」を飛ばしたりして、大勢の人が夏の夜を楽しんだ。

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