タンブラー持ち街歩き楽しんで 諏訪

不要となったマイボトルを回収して始めた新サービス。使い捨てカップよりも品質が高いリユースボトルで飲み物を提供=リビルディングセンタージャパン
古材や古道具などを販売するカフェ併設のリサイクル店「リビルディングセンタージャパン」(諏訪市小和田、東野唯史社長)は、協力関係にあるカフェや古書店などと協力し、飲み物を入れたリユース品のタンブラーを片手に諏訪市の中心市街地のまち歩きを楽しんでもらうサービス「ぶらぶらタンブラー」を始めた。4店のいずれかで購入した飲み物をタンブラーに入れて提供し、8店で回収する。
4月下旬ごろから、不要となったマイボトルを回収し、一定の数が集まったため、カフェなどを経営する顔なじみの商店主と協力してサービスを始めた。テークアウト用の使い捨てのカップではないため、繰り返し使えてごみの削減につながるだけでなく、いずれのボトルも使い捨てのカップよりも高性能で中には保温保冷機能が付いたアウトドア向けもある。各店が用意する複数のボトルの中から好みのボトルを選べるのもユニーク。店側も1回しか使えないテークアウト用のカップを購入する必要がない分、利益性を高められる。
8店が協力することで購入者は、まち歩きをし、飲み終わったら購入元の店舗に戻ることなく、最寄りの店で返却できる。店に立ち寄るきっかけにもなる。東野社長は「参加店同士が日ごろから顔を合わせる いいつながりがあるので できるサービス。あちらこちらのお店でタンブラーを借りたり返したりしながら諏訪の街中をぶらぶらと歩いて楽しんでみて」と話している。