伊那産シードル初製品 3種完成、販売へ

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地元産にこだわって完成させたシードルを前に、意気込む入倉さん

地元産にこだわって完成させたシードルを前に、意気込む入倉さん

クリスマスや新年に一杯いかが―。県内唯一のシードル(発泡性リンゴ酒)専門醸造所として10月から生産を始めた伊那市横山の「カモシカシードル醸造所」が、初製品「ラ・プリミエール・セゾン」3種を完成させた。16日に甘口タイプ2種、19日に地元の信州大学農学部で開発された赤果肉リンゴ「ハニールージュ」を使ったロゼタイプの販売を開始。所長の入倉浩平さん(36)は「伊那のおいしいリンゴで信州のシードル文化を盛り上げていきたい」と期待する。

リンゴのわせ品種を用いたことからフランス語で「最初の季節」を意味する言葉を銘柄名に採用。甘口タイプは、つがる、グリーンスリーブス、祝の3品種をブレンドした「I」と、紅玉、シナノスイートを調合した「II」を用意した。

いずれも地元産や自家農園で収穫したリンゴのみを原料に醸造。発酵途中に無ろ過で瓶詰めする製法を採用し、酸味など果実感を残した。ビールよりも強い炭酸感で、度数3%の低アルコールの甘口に仕上がっている。

シードルでは珍しい「ロゼ」は、果肉の色を出すために早めに瓶詰めすることで対応。透明感あふれる赤色が味わいをより深くする。

750ミリリットル瓶で「I」と「II」は各300本製造して価格は各1620円。「ロゼ」は50本製造で1本3200円。同醸造所のほかに伊那市内4カ所の酒販店でも取り扱う。

来春まで醸造は続き、10種類で約7000本の出荷を予定している。問い合わせは同醸造所(電話0265・73・0580)へ。

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