県超えてコラボ 下諏訪空き家・移住セミナー

27日に新潟県三条市とコラボして「空き家・移住セミナー」を行う下諏訪町地域おこし協力隊員ら
下諏訪町は27日、新潟県三条市との「空き家・移住セミナー」を開く。県外の自治体とコラボレーションした移住関連のセミナーは初めて。町役場と三条市の公民館、東京都のふるさと回帰支援センターの3会場をオンラインで結び、空き家の活用方法や移住の魅力を伝えるほか、それぞれの地域の魅力について投票する企画も行い、各地で空き家を抱える人や移住を検討している人などの参加を呼び掛けている。
町地域おこし協力隊で建築士の濱野みのりさん(32)が大学時代に知り合った三条市空き家相談窓口の熊谷浩太さんと再会したことをきっかけに、両市町共同の企画が初めて実現した。
セミナーは2部構成。第1部は、新潟県建築士会三南支部の長谷川一良さんが空き家の活用事例を紹介するほか、濱野さんや熊谷さん、宅建協会の職員など約10人による空き家活用方法の語り場を行う。第2部は、各地の魅力を紹介するプレゼンテーションを通して、参加者が歴史、産業、自然などのテーマごとに魅力的な方に投票して田舎の違いを楽しんでもらう。
第1部終了後の休憩時間(約50分)には、宅建協会職員への空き家に関する相談もできる。
時間は午後2時~5時30分。参加無料で、事前申し込みが必要。オンラインからも参加できる。
申し込み、問い合わせは町交流スペースミーミーセンタースメバ(電話0266・78・9110)、または予約サイトへ。