青年団伝統の奉納相撲 富士見町立沢大山祗社

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立沢大山祗社の例祭で奉納相撲を取る青年団員

富士見町立沢にある大山祗社で20日、例祭が開かれた。町内に唯一残る立沢青年団の男性団員らが、4年ぶりに観客が見守る中、社殿前の土俵で相撲を奉納。氏子や区民の無病息災、五穀豊穣を祈った。

青年団が発足した百数十年前から伝わるという伝統行事。まわしの替わりにさらしを身に着けた20~30代の団員4人が「二番取り」や「3人抜き」、「勝ち抜き戦」を披露した。合間には子ども相撲も行われ、園児や児童の熱戦に、大きな声援が送られた。

青年団の矢沢諒平団長(27)は「神事でもあるので、緊張感を持った取り組みを楽しんでもらえたら」。小池英彦区長(67)は「若い人の力で、お祭りだけでなく区を盛り上げていってもらいたい」と期待。この日は、子どもたちも参加した長持ちが練り歩き、区内はお祭り気分に包まれた。

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