広島訪れ平和学ぶ 中学生が諏訪市長に報告

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広島平和記念式典に参列して得た学びを報告する男子生徒

平和教育事業の一環で広島平和記念式典(6日)に参列した諏訪市内4中学校の代表生徒8人は21日、市役所を訪れ、金子ゆかり市長に戦争の悲惨さや平和の尊さなど、式典で得た学びをそれぞれ報告した。

「調べるだけでは分からないことを知りに行く」と目標を掲げ参加した諏訪西中の宮入美空さんは、被爆者の話を聞く中で「戦争で、日本が受けただけでなく与えてしまった被害も伝えなければ」といった主張に衝撃を受けたという。「お互いが被害者で加害者。もっと広い目線で戦争を知りたい」と語った。

他にも生徒たちは「原爆や戦争の恐ろしさが痛いほどよく分かった」「参加した全員が平和を願っている空気を感じた」などと報告し、戦争の起こらない世界を願った。

金子ゆかり市長は「今年G7サミットの開かれた広島に行けたのは貴重な機会でしたね」と学生たちをねぎらい「争いをなくすには相互理解が重要」と説いた。

今回の学習の成果は文化祭などで発表する予定という。

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