諏訪市中洲ひき逃げ1カ月 諏訪署情報募る

LINEで送る
Pocket

諏訪市中洲のひき逃げ事故現場。諏訪署は立て看板を設置して目撃情報を募っている

諏訪市中洲の市道で女子中学生(12)が黒色の軽乗用車と衝突し、左足の骨を折る大けがをしたひき逃げ事件から1カ月余が経過した。諏訪署は現場を通行する車両や近隣住民にビラを配り、近くに立て看板を設置するなどして情報を募っている。

同署によると、現場は中洲小学校北側にある幅約5メートルの道路。7月13日午前7時45分ごろ、女子中学生が道路右側を歩いていたところ、対面から進行してきた軽乗用車とぶつかった。運転手は救護せずに立ち去った。

近隣住民によると、現場は幹線道路の抜け道として利用する人が多く、朝方は特に通勤の車が集中するという。道幅は狭く、対向車がすれ違うと歩行者が通るスペースの大半がなくなる。通学路であることから地元の中金子区では、午前7時半~8時の間は可能な限り車の通行を控えるように回覧板で呼び掛けていた。

同区は事故を受け、区協議会で情報を共有したほか、市職員などの立ち合いの下、事故の経緯と現場を確認した。

現在同署が捜査を進めている。目撃情報などは同署交通課(電話0266・57・0110)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP