推定樹齢300年、サルスベリ見頃 駒ケ根

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店舗の前面を覆うように咲き誇るサルスベリの花=駒ケ根市上穂北の中華料理店「福麟楼」

駒ケ根市上穂北の中華料理店「福麟楼(ふくりんろう)」の駐車場にあるサルスベリの花が満開となり、来客の目を楽しませている。推定樹齢約300年の古木。7月中旬から咲き始めた花は、9月ごろまで楽しめるという。

サルスベリはミソハギ科の落葉樹。花が咲く期間が長いことから「百日紅(ひゃくじつこう)」の別名もある。経営者の丹羽英敏さん(48)や近所の人によると、同店のサルスベリは40年ほど前、同所で別の店を経営していた男性が新店舗の開店に合わせて飯田市内の専門店で購入し、定植した。「既にその時点で大木だった」という。

木はその後もすくすくと成長。樹形は店舗の前面を覆うほど大きくなり、毎年この時期に濃いピンク色の花を咲かせる。丹羽さんは「花の時期になると、お客さんから『すごい』と言ってもらえてうれしい」と笑顔。「今後も大切に育てたい」と話した。

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