下諏訪町制130周年で記念原付ナンバープレート
下諏訪町の宮坂徹町長は24日の町議会全員協議会で、町制施行を記念して製作する原動機付き自転車のオリジナルナンバープレートのデザインを公表した。公募で集まった中から、下諏訪向陽高校(同町)1年小澤由愛さんの原案を採用。沈む夕日を背に諏訪大社、万治の石仏、温泉施設があしらわれている。10月中旬の交付開始を予定する。
公募は町内在住、在学、在勤者、町出身者を対象に4月上旬から1カ月ほど行い、小学生82点、中学生14点、高校生49点、一般8点の計153点が寄せられた。事業を担当する税務課が1次選考で14点に絞り、最終選考で町理事者、町内の観光、交通団体の代表者ら5人が、下諏訪らしさ、親しみやすさ、見やすさを基準に投票で選んだ。
ナンバープレートは、小澤さんの原案をもとに専門業者が規格などに照らし合わせて最終調整。車両識別のため、夕日の上の部分が排気量によって色分けされており、50cc以下は白色、51~90ccは黄色、91~125ccはピンク色となっている。町では新規登録だけでなく、既存のナンバープレートを無料で取り換える手続きも受け付ける。
宮坂町長は「下諏訪の特色をよく表し、親しみやすいデザインだと思う。多くの方に付けてもらい、地域への愛着心向上、町の魅力発信につながってほしい」と期待した。