2016年12月16日付

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先ごろ、岡谷市で開かれた第2回諏訪広域消防職員意見発表会で審査員を仰せつかった。各消防署から選抜された若い消防職員のはきはきした発表を聞き、こちらもすがすがしい気持ちになった▼発表者4人は全員が発表文を暗記し、時には手ぶりを交えて自分の体験談を語った。その上で、今後取り組むべき施策を提案した。皆、相当な時間を費やし練習を積んできたのだろう。甲乙つけがたい内容だったが、諏訪消防署の女性職員が最優秀賞に輝いた▼今年は、国内外で女性が話題に上ることが多かった。米大統領選では、民主党のヒラリー・クリントン候補。「ガラスの天井」は突き破ることはできなかったものの、存在感を示した。民進党では、蓮舫氏が党代表に就任。東京都知事選で圧勝した小池百合子氏は、早くも独自色を発揮している▼諏訪広域消防本部によると、諏訪地方の女性消防職員は現在4人。女性消防団員は18人にとどまる。このほど開かれた女性消防団員研修会では、女性の視点での活動や、昼間に活動できる男性団員が少ない現状を踏まえ、40~50代の女性の活動に期待の声が上がったという▼今後は、重要ポストへの女性の起用や、その数がことさらに注目されるのが無意味になるように、社会全体が意識改革をしなければならない。女性が輝き、男性も能力を発揮して互いを認め合う。真の男女共同参画社会の実現を急ぎたい。

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