星空の下上映会 蓼科高原映画祭プレイベント

市内外からの来場者が星空の下で映画を楽しんだ屋外映画上映会
第26回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭プレイベントの屋外映画上映会が25日夜、茅野市北山の蓼科湖畔で行われた。市内外から親子連れら約35人が来場し、高原の星空の下で夜風を浴びながら、縦4メートル、横10メートルのスクリーンで映画を楽しんだ。上映会は26日も同会場で開く。
同映画祭の実行委員会が主催し、昨年に続いて2回目。25日は小津監督が東京郊外の新興住宅地を舞台に戦後の庶民生活を描いた「お早よう」(1959年)を上映した。来場者は飲食を楽しみながら映画を鑑賞し、会場からは笑い声も上がった。
同実行委の北原享企画室長(65)は「小津監督生誕120周年の節目となる映画祭。子どもにも映画を楽しんでもらい、来月の映画祭を勢いづけるようなプレイベントにしたい」と話した。
26日は、午前11時から「たてしな小津マルシェ」が蓼科湖公園エリアで初めて開かれる。夜にはトム・クルーズ主演の「トップガン マーヴェリック」(2022年)を上映する。マルシェは入場無料。上映会の入場料は大人1000円、小学生~高校生500円、小学生未満無料。