「日本の太鼓inみのわ」熱気 勇壮な響き

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合同演奏で迫力ある音を響かせた和太鼓奏者ら

箕輪町の太鼓の祭典「日本の太鼓inみのわ」(町教育委員会主催)が26日、同町文化センターホールであった。25回目の節目となる祭典に、県内の和太鼓連9団体が出演。勇壮な太鼓の音が響きわたった会場は、夏の暑さを吹き飛ばすような熱気に包まれた。

伝統芸能の魅力を広めようと開く恒例の催し。聴衆約330人が詰め掛けて会場はほぼ満席に。心弾むような曲を演奏した信濃之國神川煌神太鼓(上田市)、諏訪大社御柱祭を題材にした曲を奏でた御諏訪太鼓保存会(岡谷市)、ほら貝の音色を交えながら疾走感のある曲を披露したみのわ太鼓保存会(箕輪町)など、各和太鼓連が持ち味を発揮。迫力ある重低音を響かせるとともに躍動感あるパフォーマンスを披露し、観衆を魅了した。

3時間にわたった演奏会の締めくくりは、出演者らによる合同演奏。総勢約60人が「天地響鳴」「信濃萬岳の響き」を奏で、客席にまで振動が伝わるような力強い音を響かせていた。

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