伊那で剪定、施肥の講習会 アルプスバラ会

LINEで送る
Pocket

バラの管理を作業を通して学ぶ参加者ら=伊那市西町の稜風の丘

上下伊那地域を中心にバラ愛好家でつくる「アルプスバラ会」は27日、剪定(せんてい)や施肥の講習会を伊那市西町の「稜風の丘」で開いた。会員や一般の35人余りが参加。同会の技術研修部を講師に枝を切る練習などに取り組み、今の時期に行うべき作業や知識を学んだ。

同会はバラを「より美しく丈夫に育てたい」と願い、技術の研修や視察、会報の発行などの活動に取り組んでいる。今回の講習会は秋に向けて美しいバラを咲かせる技術をテーマに開いた。

参加者は枝の整理を中心にバラの管理について学習。同会によると、枯れ枝や病気になった葉を除去することで風通しを良くしたり、枯れ枝などに余分な栄養が届いてしまうのを防いだりするという。

参加者は講師らの作業を熱心に見学し、説明に耳を傾けた。南箕輪村の70代女性は「枝をどこで切るかなど夏の剪定の仕方が良く分かり、勉強になった」と話していた。

島村玲子会長は「時節ごとの管理の仕方を学ぶことで、美しく強いバラを長く楽しむことができる。そのための技術を学んでほしい」と期待していた。

おすすめ情報

PAGE TOP