多彩な催し 来月6年ぶり並木deマルシェ

大ちょうちんが飾られる諏訪市大手の並木通りで「並木deマルシェ」の開催をPRする主催者
JR上諏訪駅周辺の自慢の味や品を集めた「並木deマルシェ」が9月3日、諏訪市大手で行われる。柳並公園から大手1・2丁目交差点までの「並木通り」を歩行者天国にして22店舗がテントやキッチンカーを並べ、緑が美しいケヤキ並木の下で飲食や買い物を楽しむ「青空市」の雰囲気を味わってもらう。2017年以来6年ぶりの開催。多彩な催しもあり、大勢の来場を呼び掛けている。
「諏訪を元気にする飲食店の会」主催。地域住民や観光客が街中に足を運ぶきっかけにし、飲食店などの客足を増やそうと、2012年から始めた。18、19年は高島公園に会場を移して開催したが、以降は新型コロナの影響で休止していた。
焼き鳥や山賊焼き、地ビールのほか、クレープやワッフルなど子ども、女性向けのメニューも集まる。物販では地元産のシイタケも。飲食は通りでも楽しめるが、柳並公園にはゆったりと飲食や休憩ができるスペースを設ける。信州プロレスリングの選手たちが駆け付け、路上に設ける手作りリングで、エンターテインメントの要素を採り入れた試合を展開。柳並公園では音楽ライブがある。
並木通りには大ちょうちんが飾られている。今年、地元の飲食店関係者らが制作を引き継いだことも開催場所を戻した理由の一つという。奥原賢一会長は「諏訪のいい物を見て、食べて感じていただけたら」と語り、「活気を取り戻しつつある街や飲食店。元気を加速させるイベントになれば」と期待している。
開催時間は午前11時~午後3時(交通規制は午前10時~午後4時)。雨天中止。最新情報は会のフェイスブックで発信する。問い合わせは事務局の信濃屋(電話0266・52・4708)へ。