三越350周年の「英国展」飾る バラクラ

LINEで送る
Pocket

三越350周年の英国展トークショーで英国の生活、文化などをを語るケイ山田さん(左側)とハンナ・マイルスさん(中央)=30日、東京・三越日本橋店本館1階天女像前ホール

蓼科高原バラクライングリッシュガーデン(山田裕人代表、茅野市北山)は、創業350周年を迎えた東京・三越日本橋店が開いた英国展(30日~9月12日)でケイ山田オーナーによる正面玄関、本館一階の「天女(まごころ)像」前に飾り付けを行うとともに、初日30日にトークショー、併せて寄せ植え芸術展、英国をイメージしたフラワーインスタレーション(ショーガーデン)などを行った。

トークショーがあった天女像前ホールは、英国の庭園芸術・文化のファン、寄せ植えつくり関係者、買い物客など150人以上で埋まった。ケイ山田さんは「350年の歴史ある三越の英国展で、素晴らしい英国の生活、文化、食べ物を味わってください」と自らの英国庭園芸術、文化体験に触れ、英国についてわかりやすく話した。続いて英国展期間中、店内に飾られる観葉植物ウンベラータを使った寄せ植えつくりを実演した。

トークショーには、英国BBCシェフコンペティションのファイナリストで英国では「ケーキの女王」と呼ばれるハンナ・マイルスさんも登場。ケイ山田さんとともに英国のティータイムでのケーキ、お茶の楽しみ方、マナーなどをユーモア交じりに話し、会場に笑いを呼んだ。

バラクラは英国展期間中、店内で▽「寄せ植えの芸術展―英国の寄せ植え葉SDGs、一鉢が生み出す環境への思いやり」(本館屋上ステージ、30日~5日)▽「ケイ山田ガーデニングスクール寄せ植えワークショップ」(新館9階三越カルチャーサロン、30日~4日)▽「バラクラフードコート出店・本格スコーン販売」(本館7階催物会場、30日~4日)-も行う。

三越は1673年に呉服店「越後屋」として創業。記念イベントの英国展には10万人が訪れるという。英国展関係の店内の一連の装飾を、2014年に女性で初めて日英協会賞を受賞し、英国文化を発信し続けるケイ山田さんに委ねた。ケイ山田さんはこれまで丸の内三菱1号館はじめ、全国各地で多くの英国式庭園のデザインを監修している。

おすすめ情報

PAGE TOP