甘みたっぷりブドウやナシ直売 箕輪の雅秋園

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ブドウを直売する方式で今季の営業を始めたブドウ園「雅秋園」

箕輪町福与のブドウ園「雅秋園」は1日、今季の営業を開始し、直売所でブドウやナシの販売をスタートさせた。コロナ禍を契機にブドウ狩り客の受け入れをいったん休止し直売方式に切り替えていたが、今後も継続していく方針。収穫の楽しみはなくなったものの、園内で育った甘みたっぷりの果実に魅せられた町内外のファンが詰め掛け、次々に買い求めている。

広さ1ヘクタールのほ場で、十数種のブドウを栽培している。コロナ禍前はブドウ狩りを楽しむ人でにぎわっていただけに、スタッフの確保などに苦心してきた。コロナ禍を契機にブドウ狩り客の受け入れを断念し、「ブドウづくりに専念する」ことにした。直売所では取れたての果実を販売する。今月上旬からは主力品種で人気のナイアガラや皮ごと食べられるナガノパープルなどを、9月下旬からはシャインマスカットを並べる予定。

浦野崇園主(51)によると、今年は長雨などによる被害はなく、例年よりも早めに生育。「甘みがのって、おいしく育っている」という。

直売所では贈答用の商品も扱っている。10月上旬まで営業し、時間は午前9時~午後6時。価格は品種ごと異なり、ナイアガラだと600グラム相当で500円。「物価高の影響はあるが、買い求めやすい価格に据え置いている」と浦野園主。問い合わせは同園(電話0265・70・5789)へ。

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