伏見屋邸で初めての写真展 岡谷フォトクラブ

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身近な風景などの作品が並んだ「岡谷フォトクラブ」の写真展=下諏訪町の伏見屋邸

写真愛好家グループ「岡谷フォトクラブ」の写真展が、下諏訪町の旧中山道沿いにある国登録有形文化財「伏見屋邸」で開かれている。60年以上の歴史あるクラブだが、写真展は初めて。会員5人が2作品ずつ出品し、身近な霧ケ峰の風景や鳥、野生動物、星空など各自の得意分野の写真を並べた。29日まで。

同クラブは昭和30年代に発足。現在は岡谷市や下諏訪町、箕輪町などの40~70代の7人が会員。諏訪湖ハイツで月1回例会を開き、1人3点の写真を持ち寄って互いに意見交換し、写真技術の向上に努めている。今春、伏見屋邸を管理する岡谷下諏訪広域シルバー人材センター伏見屋邸友の会役員から同クラブメンバーに展示の誘いがあり、初の写真展につながった。

霧ケ峰や岡谷市で撮影したキビタキやノビタキ、登山して撮影した夏の八ケ岳の稜線、朝日に輝くカラマツの霧氷、カラマツの丘と天の川、星空から落ちる流れ星など、自然の一瞬を切り取った写真が並ぶ。絶妙なバランスで飛行機と高層ビルを一枚に収めた写真や、下諏訪町城ノ腰の休耕地に現れたキツネやタヌキ、リスなどを撮影した作品もある。

会長の小林彰さん(73)=岡谷市赤羽=は「初めての写真展なので、みんな気合が入ったと思う。それぞれの思いを写真からくんで見てもらえたら」と話した。

4、11、19、25日は休館。開館は午前9時~午後4時30分。

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