6年ぶり並木deマルシェ盛況 諏訪市大手

緑が美しい並木通りで6年ぶりに開催された「並木deマルシェ」。幅広い世代が来場して料理や会話、雰囲気を楽しんだ=3日、諏訪市大手
諏訪市大手の並木通りで3日、JR上諏訪駅周辺の自慢の味や品を集めた「並木deマルシェ」が開かれた。6年ぶりの開催。歩行者天国にした通りに飲食店のブースやキッチンカーが並び、地域住民や観光客らが食事や会話、雰囲気を楽しんだ。
厳しい残暑は続いたが、ケヤキ並木の下は涼しげな木陰空間に。焼き鳥や鉄板料理の香ばしい匂いが広がった。スイーツや地元産の朝採り野菜の販売、街角ライブ、信州プロレスリングなどの催しもあり、親子連れから高齢者まで幅広い世代が来場した。
通りにはテーブルやビールケースのいすが置かれ、大人は地ビールや地酒で乾杯。家族、友人家族と一緒に訪れた諏訪市城南小学校6年の児童(11)は「並木の下で食べる料理やスイーツ、おいしい。お母さんもビールやおつまみをおいしそうに飲んだり食べたりしている」とうれしそうだった。
「諏訪を元気にする飲食店の会」主催。2012年から始め、18、19年は高島公園に会場を移して催したが、以降は新型コロナの影響で休止していた。同会は多くの来場に感謝し「並木通りの魅力を再認識する日にもなった」と話していた。