富士見の赤とんぼ 「しそちゃん」藍染め作品

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富士見町落合の地域活動支援センター「赤とんぼ」の藍染めと「しそちゃん」が初コラボしたバンダナ

障がい者の自立を支える富士見町落合の地域活動支援センター「赤とんぼ」は、県宝の水煙渦巻文深鉢と、国重要文化財の土偶・始祖女神像をモチーフにしたキャラ「しそちゃん」を使った藍染めバンダナを製作した。町内発出のキャラクターと藍染め作品が初コラボ。年内の発売を目指して作業が行われている。

同施設はコロナ禍で通所者の活動が減ったため、約3年前から手作りの藍染めに取り組んでいる。トートバッグやTシャツを作る中、通所者の魅力的な絵を商品にしたいと、昨年11月に布にプリントできる機械を導入。その後、本格的な稼働は無かったが、しそちゃんの関係者に「キャラを使ってみたら」と声を掛けられ、機械を利用した藍染め作品の製作が決まった。

藍染め特有の濃い青色が目立つバンダナ。染める段階で模様を付ける「絞り」の技法を使って白い部分を作り、しそちゃんを印刷する。白色にする場所は決まっておらず、製作者によって個性が出るため、すべて違うデザインになるのも特徴だ。

現在は販売開始に向けて作業中。値段やバンダナ以外の商品化などは今後検討するという。同施設は「藍染めが出す自然の風合いと可愛らしいキャラクターの相性が良い。日常生活で使ってほしい」と話している。

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