スケボー選手・永原さん 子どもたちと交流

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スタイリッシュな「オーリー」を披露し、子どもにアドバイスもした永原悠路さん=南箕輪村大芝高原

南箕輪村大芝高原の旧村民プールを活用した仮設のスケートボードパークに9日、23日開幕の杭州アジア大会スケートボード男子パークに出場する北安曇郡白馬村在住の永原悠路さん(18)が来場した。デモンストレーションやトークに加え、次代を担う子どもたちにアドバイスするなどファンとの絆を深めた。

昨年マイナビ日本選手権を制し、パリ五輪の予選ランキングで日本勢トップの15位につける永原さん。この日も世界レベルの妙技を披露した。

技の登竜門「オーリー」を抜群の高さとスタイルで決める永原さんの姿を目の当たりにし、直接会話も楽しんだ岡谷市上の原小学校6年の児童(11)は「あのように自分ももっとうまくなりたい。永原さんを超えるまで頑張りたい」とほほ笑んだ。

村観光協会とNPO法人スプロケット(箕輪町)は「RIDE ON TIME in大芝高原」と銘打って夏から秋にかけてパークを開放しており、今回のイベントは子どもら約30人が参加するスクール開放に合わせて行った。

「このパークは雰囲気もいい。自分がもっと結果を出して地元の人に知ってもらい、子どもたちも楽しめるスポーツだと広めていきたい」と永原さん。アジア大会については「うまい選手もいるが優勝を目指す」と力強く抱負。パリ五輪も出場が狙える位置にいるが「アジア大会の雰囲気を味わうことで、同じ4年に1度の五輪を意識して戦ってきたい」と話した。

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