中洲小が最優秀校 科学教育プログラム

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御柱の練習木とてこ棒を使って、テコの原理を学ぶ中洲小の児童たち=7月

御柱の練習木とてこ棒を使って、テコの原理を学ぶ中洲小の児童たち=7月

諏訪市中洲小学校が、ソニー教育財団(東京)の2016年度ソニー子ども科学教育プログラムの部門で最優秀校(1校)に選ばれた。予想や考察を繰り返す科学的な考え方で物事を探求する活動が評価された。6年理科の「てこのはたらき」の単元では、御柱祭の練習木とてこ棒を使って学ぶなど地域の伝統行事を授業に取り入れた。同校が最優秀校に選ばれるのは13年度以来2回目。

同校は「『科学する心』を豊かに育む自分づくり・ふるさとづくり」をテーマに全校で取り組んだ。チョウの観察や米作りなどでの気付きや変化する内面を見つめた。

御柱祭を教材化した「てこのはたらき」では、大木をてこでどうやって動かすことができるのか、中洲地区の氏子を招いて実際に練習木とてこ棒を使っててこの原理を学ぶなど普段の学習が地域の行事に生かされていることを知った。

審査では、郷土の伝統文化に関連する題材を取り上げていることを踏まえ、「子どもたちの興味・関心を喚起し、理科の有用性を持たせるようにしている」と評価された。

一ノ瀬浩子校長は「子どもたちが体験しながら変わっていく過程を丹念に追った。地域の人たちが協力的でうれしい。日々取り組んでいることが評価されてありがたい」と話した。

同財団は子どもたちの主体性や創造性を養う教育実践をまとめた論文を募集。今年度、小中学校からは220件の応募があった。教育助成金300万円とソニー製品が贈られる贈呈式は来年1月21日にソニー本社(東京)で行われる。

諏訪地域からは、子ども科学教育プログラム優秀校に富士見中、幼児教育支援プログラム優秀園にわかば保育園(茅野市)が選ばれた。

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