きょうまでキノコ展 茅野市八ケ岳総合博物館

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諏訪地方で採取した約140種類を紹介している「キノコ展」

茅野市八ケ岳総合博物館は9、10の両日、「キノコ展」を同市中央公民館で開いている。同博物館の市民研究員キノコグループのメンバーが諏訪地方で採取したキノコ約140種類を展示。「美味」「毒」「食不適」といった説明とともに紹介している。

コロナ下で中止が続き、4年ぶりの開催。同グループによると、今年は高温と乾燥のため「不作」で、ハナイグチ(ジコボウ)を含め「秋のキノコがここ数日でやっと出始めた」といい、今は夏と秋のキノコが一緒に発生しているという。会場では2022年に発表された日本新産種「アシボソザラミノシメジ」なども展示している。

同博物館専門委員で菌類懇話会、日本菌学会会員の小山明人さん(68)=富士見町=は「例年より種類は少ないが、ようやく集められた。さまざまな色や形のキノコが並んだので、実物を見て楽しんでもらえたら」と話している。

10日は午前10時~午後4時。小山さんによるギャラリートーク(午後1時から)、キノコの写真パネルの展示、胞子などを見る顕微鏡観察、持ち込みキノコの鑑定も行い、来場を呼び掛けている。問い合わせは八ケ岳総合博物館(電話0266・73・0300)へ。

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