伊那谷ゆかりの俳人に親しむ「井月俳句大会」

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表彰状を受け取る高校・一般の部の入賞者

第32回「信州伊那井月俳句大会」が10日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれた。高校・一般の部の入賞句を発表、表彰し、井月俳句大賞には綾野まさるさん=東京都=の「賑やかに別れるための西瓜切る」が選ばれた。伊那市東部中学校演劇部による劇の披露などもあり、参加者は伊那谷ゆかりの俳人井上井月に親しんだ。

事前応募句には全国から、小・中学校の部に2119句(投句者1573人)、高校・一般の部に1364句(同321人)の投句があった。高校・一般の部の表彰式で北原明実行委員長は、「先人の努力があって井月が広く世に知られ親しまれるようになった。一層多くの皆さんに親しまれて、大会が盛大になれば」と述べた。

表彰式の後、東部中演劇部が劇「井月さ」を上演。手習いをしたい貧しい娘たちが井月から字を習うオリジナルの物語を熱演した。

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