下諏訪レガッタ 92組の市民クルー熱戦

市民クルーが熱戦を繰り広げた下諏訪レガッタ
ボートの第42回下諏訪レガッタ(下諏訪町、町スポーツ協会、県ボート協会主催)が10日、同町の下諏訪ローイングパークで開かれた。競技は全て舵手1人と漕手4人の「ナックルフォア」500メートルで実施。昨年の68組を上回る92組の市民クルーが出場し、チーム一丸となってゴールを目指した。
大会は、性別や年齢などで分けられた9部門で熱戦が繰り広げられた。終盤は強い風が吹き波が立つコンディションとなったが、選手は練習を重ねてきた仲間と懸命にオールをこいでいた。諏訪6市町村の首長、議会議長、県議の交流レースと、県ボート協会の小中学生チームによる特別レースも行われた。
閉会式では、各部門の入賞チームを表彰したほか、特別賞を発表。今後の活躍が期待できるクルーに贈られる激励賞(長野日報社杯)には、結成2年目で男子パドル優勝を果たした同町産業振興課の職員でつくる「YOISA」が受賞。監督の吉池泰宜課長(55)は「昨年は2位だったのでうれしい。これからも職場での大会参加を続けていきたい」と話した。