県美術展へ作品搬入 諏訪会場は4部門74点

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県美術展に向けて作品を搬入する出品者ら=諏訪市文化センター

第75回県美術展(9月24日~10月1日・県立美術館、10月8日~15日・飯田市美術博物館)の作品搬入が14日、県内7カ所で一斉に行われた。展示空間の確保に向け、今年は2会場での分散展示となる。諏訪地区の受付会場となった諏訪市文化センターには、諏訪美術会員、一般から4部門に熱意のこもった計74点が運び込まれた。

部門ごとの内訳は、洋画43点、日本画14点、工芸12点、彫刻5点。高齢化に伴う会員の減少で、出品数がすべての部門で前年を下回った。会員が一つずつ丁寧に梱包し、審査会場に送った。

同会役員の花岡克行さん(73)=岡谷市湊=は「意気込みの感じられる力作が多く、立体作品は大作がそろった。展示会場が増えたので、多くの人に鑑賞してもらい、若い世代の入会にもつながれば」と期待を寄せた。

18、19の両日に審査し、21日に結果が発表される。2会場で全ての入賞、入賞候補作品を展示するほか、県立美術館に北信、上小、佐久、中信地区の入選作、飯田市美術博物館に諏訪と伊那、飯田地区の入選作を飾る。会期中の開催時間は各午前9時30分~午後5時(1日のみ同3時まで)。

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