信州書道展きょう開幕 諏訪市文化センター

LINEで送る
Pocket

力作ぞろいの書を飾り付ける高校生と協会役員

第49回信州書道展(長野日報社主催、南日書道協会など後援)が16、17の両日、諏訪市文化センターで開かれる。15日には作品の展示作業が行われた。南日書道協会役員とともに諏訪清陵高校書道部の1、2年生も参加して、力のこもった作品を一点ずつ飾り付け、開場を待つばかりに整えた。

応募は小学生503点、中学生222点、高校生307点、一般25点の計1057点。前回より約40点多く、小学生の出品は約2割増えた。7月に募集し、審査を経て会員、一般部、小中学生~高校生の教育部の3部門で入賞を決めた。審査部の藤沢草研部長によると、「教室が従来通りに開かれるようになり、稽古への意欲が作品に表れている」という。

展示作業に携わった諏訪清陵高書道部の小林美翔部長は「どの作品も一生懸命書かれていて、伸び伸びとした筆遣いに展覧会のレベルの高さを感じた。墨のかすれの出し方やにじみのきれいさなど勉強になった。これからの制作に生かしたい」と刺激を受け、多くの来場に期待を込めていた。

展覧会は両日とも午前9時に開場し、16日は午後5時、17日は午後3時まで。表彰式は17日午後1時から。入場無料。

おすすめ情報

PAGE TOP