高温と少雨影響少なく 諏訪市内で稲刈り

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コンバインでつきあかりを収穫する男性=諏訪市豊田

諏訪市内で稲刈りが始まっている。同市の湖南・豊田地区の田んぼでは、18日までの3連休中、今年から導入が積極的に進められる品種「つきあかり」を中心に、コンバインや手作業で収穫する様子が見られた。

記録的な高温と少雨の影響で、出荷量や品質を心配する声も上がっていた今季。JA信州諏訪すわこ営農センター(同市)によると、「一部に乳白粒が見られ、胴割れの発生が懸念されるが、どちらも品質に深刻な影響を与えるほどではない」とする。

収穫量について各農家に取材したところ「若干減った」「平年並み」「むしろ増加している」と三者三様の回答があった。こうした状況について同センターは「水田の状況によって収穫量が増減したのでは」と分析している。

17日に同市豊田の田んぼでコンバインを使い、つきあかりを刈っていた太田等さん(86)=湖南田辺=は「胴割れは見られないが、水不足のせいか粒が少ないように思える」と話していた。

同センターによると、コシヒカリの収穫適期は19日ごろから。

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