諏訪市社協に災害ボラ協力者名簿 諏訪圏JC

諏訪市社協の担当者(右)に名簿を添えた災害協定マニュアルを手渡す諏訪圏青年会議所のメンバー
諏訪圏青年会議所(JC)は今年度、諏訪圏域の社会福祉協議会と結ぶ災害協定に基づいて、災害ボランティアセンターの開設に協力できる会員・会員事業所の名簿を作成した。諏訪市のJR上諏訪駅周辺で18日に開いた「諏訪圏フォーラム」の会場で諏訪市社協に手渡した。
同JCと諏訪6市町村の社協は、災害時の支援活動を円滑に行うための災害協定を2014年3月に締結。支援活動に必要な人的・物的な資源の確保と提供、相互の専門性を生かした支援活動などを盛り込み、随時見直しを行っている。
名簿に登載したのは24の会員・会員事業所。ボラセン本部の開設が可能な所有地があるかや、受け入れボランティアの駐車場の有無や収容台数を載せた。災害時に貸し出しや派遣ができる車両・機械がある事業所も紹介し、6市町村社協と共有する。
防災関連の事業を担当する×(くろす)委員会の両角宝委員長は「青年会議所の組織や機能、会員や会員事業所の資源を最大限生かし、(防災や減災のために)今後もできることを続けていきたい」と述べた。フォーラムでは、末広二区公民館に防災関連ブースを設けた。