キバナコスモス見頃 茅野のメルヘン街道沿い

見頃を迎えているキバナコスモス=茅野市北山のメルヘン街道沿い
茅野市北山の国道299号(メルヘン街道)沿いで、今年もオレンジ色のキバナコスモスが見頃を迎えている。芹ケ沢南交差点を挟んで、八ケ岳に向かって伸びる道路の右側、延長約600メートル。色鮮やかな花の道がドライバーらの目を楽しませている。
地元の芹ケ沢区の有志でつくる「芹ケ沢環境チャレンジ隊」(小松一平隊長、30人)が、蓼科や白樺湖などの観光地の玄関口を花で飾ろうと2010年の御柱祭から取り組む“おもてなし”。当初はヒマワリで、近年は開花期間の長いキバナコスモスにした。今年も小松隊長が種から苗を育て、6月上旬に1000株を植栽。草刈りも行い整備した。
近くの直売所を訪れた常連客は「この景色が見たくて来た」「まさにメルヘン街道」と笑顔を浮かべていた。小松隊長は「猛暑で例年より早く咲き始め、やや小ぶりだが台風もなくきれい。観光客も増えてきたので楽しいでもらいたい」と話していた。