真夏日63日、記録的暑さ 諏訪で最多更新

異例の暑さが続き、涼を求めて水遊びをする親子連れ=茅野市の横内中央公園
太平洋高気圧に覆われた影響で19日の県内は、晴れて記録的な暑さに見舞われた。諏訪の最高気温は30.7度を記録。今年に入って30度以上の真夏日は63日目となり、1945年の統計開始以来、過去最多を更新した。
茅野市の横内中央公園では強い日差しが注ぎ、涼を求めて水路に入る家族連れの姿が見られた。子どもたちは水しぶきを上げながら駆け回り、笑顔を見せていた。
我が子と水遊びを楽しんだ同市宮川の佐藤美紀さん(31)は「まだまだ暑くて、先が思いやられる」。長女(1)は膝までぬらして顔をほころばせた。
長野地方気象台によると、20日の諏訪の予想最高気温は29度。向こう2週間は温かい空気に覆われやすいため残暑が続き、25日ごろから気温がかなり高くなる見通し。